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今年の目標

 今日は今年初出勤。最近、言論NPOでは新年の有識者挨拶、福田政権の100日評価、知事インタビュー、日中フォーラムに向けた準備など、複数のプロジェクトが同時に進行しています。福田政権の100日評価に向けたデータ収集が私の最近の仕事です。他にも、インタビュー随行や、原稿の編集、イベントの企画、ホームページの構築などの作業があり、さらには海外の大学の先生との打ち合わせを行っていたインターンもいます。

 言論NPOの学生インターン制度の特徴は、「組織のミッションの一翼を担うことの自覚を学生が持つこと」「妥協が許されないこと」「スタッフの方たちとの関係がフラットであること」であると私は思います。

 「ミッションの一翼を担うこと」、これは口で言うほど簡単ではなく、自分自身も何度となく自省を迫られました。言論NPOのインターンはバイトでもなければ企業の採用活動でもありません。「日本の直面する様々な課題解決のための議論の舞台を作り上げる」という目的を達成するために、インターン自身も「時代の当事者意識」を持つことが求められます。

 また、社会の第一線で活躍されている方が仕事のカウンターパートとなるため、作業については妥協が許されず、学生に対する要求水準も高くなります。コリーダ君が前の記事でも書いたとおり、原稿の編集1つをとっても全く作業は易しくない。自分の書いた草稿と最終的にホームページにアップされた完成原稿との違いを見ると、感嘆すると同時に己の力不足を痛感します。

 しかしどんなに力不足とは言え、学生もミッションを担った当事者なのです。ある日のミーティングで外部の会議室を借りた際、係の方が私に「主催者の方ですか?」と尋ねました。自分はその日のミーティングの著名な出席者の誰とも知り合いでないし、アポイントを設定したわけでもない。だから「いや、僕はここのインターンで主催者では、、」と半ば申し訳なさそうに応えました。その時、代表の工藤さんが私に「君はインターンという立場で言論NPOに参画し、この会議を主催しているんだ。」と言われました。工藤さんは私の応答を聞いて、がっかり、もしかしたら少し怒ってらしたかもしれないと今思います。自分の甘さを感じた瞬間でした。裏を返せば、学生にもそれだけの自覚が期待されているのです。

 工藤さん、スタッフの方は細かいことでも求めれば面倒がらずにフィードバックを与えてくれます。また、企画に関するアイデアも歓迎してくれます。大事な作業についてはその目的やプロジェクト全体における位置づけからきちんと共有して下さいます。このように仕事の“進め方”の点で学生も対等に扱っていただけることで、難しい作業に挑戦したり、学生が当事者意識を持つことを促してくれているのだと思います。

 私が言論NPOに来て、これまでの一番の個人的な収穫は自分の半端さ、甘さに気がつく機会を得たことだと思います。普通に大学の学問やサークル、バイトをやっているだけではこれに気づかなかったかもしれません。こんなことを書きながら、次に事務所に行くときにはまた半端なことをしてしまう恐れが大いにあるのですが、意識せずとも自分の甘さ、時にはエゴや外連見をなくすことができるよう、精進しなければと思います。これが私の今年の課題です^^

 言論NPOの一員として、そして春からは職業人として、日本の課題解決のための議論構築に微力ながら貢献すると同時に、その議論が「前向き」なものとなるよう何ができるかを一生懸命考えたいです。というのも、最近の日本の課題を巡る議論は「~の将来が懸念される」「~するには~しなければならない」という危機感や義務感を感じさせる雰囲気のものが多いと思います。(個人的に、これは最近のドラマや映画の“昭和懐古趣味”と無縁ではないと思っています。昔はよかったな、みたいな。)私は逆に、「こうしたい」「これを得たい」というメンタリティーの方が性に合っています。日本ってじり貧じゃないの?とばかり言われるのは疲れるし、実際、予言の自己実現でそういう方向に近づいていってしまうような気がする。「こういう風にやったら上手くいくんじゃないか?」「こうしてみようかな?」といった雰囲気の議論を構築できる触媒になること、これを目指したいと思います。

by hok

 

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